ネスラックの種類と使用するメリット

ネスラックとは
倉庫などで使用されるネスラックとはモノを保管した状態で自由に運ぶことが出来、さらに段積みも可能なので収納率がアップする保管棚です。
名前の由来はnestという英語からきていて、意味は巣、入れ子を指す言葉です。
メーカーによりネスラック以外にもネスティングラック、スタックテナー、テナーといった言い方をしますが全て同じモノを指しています。
また既製品もあれば、1つからオーダーメイドで注文することも可能で、多くの工場、作業現場、物流センターなどでネスラックは使用されています。
ネスラックのメリット
ネスラックの一番のメリットは保管効率のアップです。
ネスラックを積み重ねた場合でも直接重量がかからない仕組みとなっているので、中に入れた商品が潰れる心配はありません。
だから保管効率の向上を目指せます。
ネスラックを使うことで荷物は2倍から4倍程上に積み重ねることが可能になります。
さらにネスラックはパレットラック、スチールラックといった固定ラックとは異なり組立、設置が不要ですぐに使用することが出来、レイアウトが自由なのが魅力と言えます。
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後入れや先出しが出来る状況ならフォークリフトの動線を潰し、隙間なく詰めることでより保管効率を高められます。
他にもネスラックは使用していない時は入れ子上に積み重ねることが出来るからネスラック自体の保管スペースを大幅に減らすことが可能です。
だから荷物の少ない閑散期は倉庫スペースを別の目的に使うことも出来ます。
高さなどのサイズに依存しますが、一般的には5~8段程度積重ねて保管することが可能です。
ネスラックの種類
ネスラックは正タイプ、逆タイプ、それぞれに派生タイプが存在します。
正ネスラックは荷物を乗せる部分が下についているタイプでフォークリフトでの移動に適しています。
逆ネスラックは荷物を載せる部分が上についているタイプで1台で2段分の荷物の保管が出来ますが、移動には適していません。
派生タイプにはステージ付き正ネスラック、正逆両用ネスラックなどがあります。